Sustaineble Innovation Lab(SIL)には、専門的な知見や技術をもってSILの活動を強化し、サステナブル・イノヴェイションの実践をより深く遠くへと導くフェローがいます。毎月の研究会でのレクチャーや、社会実装プロジェクトの参画やアドバイスを行います。今回は、第一弾メンバーとして参画いただけるフェローのみなさんをご紹介します。秋吉浩気VUILD株式会社 代表取締役1988年生まれ。アーキテクト/メタアーキテクト。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。2017年にVUILD株式会社を創業し、「建築の民主化」を目指す。デジタルファブリケーションやソーシャルデザインなど、モノからコトまで幅広いデザイン領域をカバーする。主な受賞歴にSDレビュー入選 ('18)、SDレビュー入選 ('19)、Under 35 Architects exhibition Gold Medal賞('19)、グッドデザイン金賞/ファイナリスト('20)上田祐司 株式会社ガイアックス 代表執行役社長1974年大阪府生まれ、1997年同志社大学経済学部卒業。大学卒業後は起業を志し、ベンチャー支援を事業内容とする会社に入社。一年半後、24歳で起業。30歳で上場を果たす。ガイアックスでは、「人と人をつなげる」のミッションの実現のため、これまでのソーシャルメディア事業に加え、シェアリングエコノミー事業や関連する企業への投資を強化している。社団法人シェアリングエコノミー協会の代表理事を務める。大室悦賀 長野県立大学 グローバルマネージメント学部教授、ソーシャル・イノベーション創出センター長、京都市ソーシャルイノベーション研究所所長一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション。理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市や長野県で行う。著書:『サステイナブル・カンパニー入門』『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』『ソーシャル・ビジネス:地域の課題をビジネスで解決する』『ケースに学ぶソーシャル・マネジメント』など。社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスをベースにNPO・企業・行政等のセクターを研究対象として全国各地を飛び回り、アドバイスや講演を行っている。小川さやか 文化人類学者、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授専門は文化人類学、アフリカ研究。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同センター助教、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授を経て、同研究科教授。『都市を生きぬくための狡知―タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で、2011年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。 『チョンキンマンションのボスは知っているーアングラ経済の人類学』(春秋社)で、2020年河合隼雄学芸賞ならびに大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。高橋大就一般社団法人「NoMAラボ」代表理事、一般社団法人東の食の会 事務局代表、オイシックス・ラ・大地株式会社 グローバル担当専門役員外務省に8年半勤めた後、2008年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職。3.11を受けて休職、東北に入る。2011年6月、一般社団法人東の食の会発足とともに事務局代表就任。8月、オイシックス株式会社(当時)海外事業部長に就任。現在、オイシックス・ラ・大地株式会社のグローバル担当専門役員として、日本の食の輸出事業を展開。同時に、東の食の会にて東北の食のプロデュースを行う。2019年、福島県浜通りのまちづくりと社会課題解決に取組む「NoMAラボ」を立上げ。2021年、福島県浪江町に居住を移し、浜通り地域での活動を本格開始。宮城治男NPO法人ETIC. 代表理事1993年、早稲田大学在学中に、学生起業家の全国ネットワーク「ETIC.学生アントレプレナー連絡会議」を創設。2000年にNPO法人化、代表理事に就任。01年、「ETIC.ソーシャルベンチャーセンター」を設立し、社会起業家育成支援をスタート。02年より日本初ソーシャルベンチャー向けビジネスプランコンテストの開催など、社会起業家育成、輩出に取り組む。04年からは、地域における人材育成支援のチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始、50地域に展開を広げる。11年、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダー」に選出。柳沢正和国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ国際理事、外資系金融機関勤務慶応義塾大学総合政策学部卒。外資系金融機関でヘッジファンド向け業務を担当。職場でのLGBTの認知と積極的な会社の取り組みを求めるwork with prideプロジェクトに参画、日本で初めての企業によるLGBT施策の取り組みを評価する「Pride指標」を立ち上げた。2016年世界経済フォーラム(ダボス会議)でのマイクロソフトLGBTセッションでパネリストを務めた。また2016年から3年連続でファイナンシャル・タイムス(FT)の世界の影響あるLGBTエクゼクティブ100人に選出されている。日本初の全寮制インターナショナルスクール「学校法人ISAK(インターナショナル・スクール・オブ・アジア軽井沢)」の立ち上げに関わり現在評議員を務める。共著に『職場のLGBT読本』(実務教育出版)